「老後資金を貯蓄したいけど、どんな方法で貯蓄するのがいいんだろう?」「老後のために資金を運用してみたいけど、投資って聞くと不安があるし、はじめるとしてもなにを選べばいいんだろう?」
老後の資金を貯蓄したくて資金を運用してみたいけれど、「資金運用」や「投資」という言葉に不安があったり、どのような方法で運用すればよいのかわからない人も少なくないはず。
「人生100年時代」といわれているこのご時世、退職金や年金は受給できるはずですが、予測がつかない将来のことや突然の怪我・病気・介護などのもしもの時のことを考えると、やはり老後の貯蓄は多ければ多いほど不安は減りますよね。
でも現在は銀行の金利はほぼゼロな状況で、預貯金で普通にお金を貯めていたのでは貯蓄は増えず、少しお金を捻出して投資で資金を運用することも老後資金を貯蓄する方法のひとつ。
そこで今回は「老後資金を貯蓄するための資金運用方法」について、お伝えしていきます。
目次
老後資金の貯蓄方法とは?
あなたは、老後資金の貯蓄方法のポイントはなんだと思いますか?
結論から言うと、老後資金の貯蓄方法の1番のポイントは「時間を味方につける」ということ。
なぜなら、時間を味方につけて長い期間で老後の資金を蓄えるほうが、短い期間で資金を蓄えるより、負担もリスクも少ないから。
投資で資金を運用する時も、長い期間で運用したほうがリスクが低くなります。
老後資金の貯蓄方法のポイントとは「いますぐ準備を始めて時間を味方につけること」。
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まずは押さえておきたい「投資のリスク」と「資金の運用方法」とは?
「投資」を行うにあたってまず最初にお伝えしておきたいのが、「投資のリスク」について。
老後の大事なお金を貯蓄するはずが、貯蓄できなかったらまさに「本末転倒」です。
まずは「投資のリスク」と「資金の運用方法」を把握して、上手に資金を運用していきましょう。
投資の「リスク」とは?
投資の「リスク」とは「元本保証ではない」ということ。
しかし、投資は長い期間で運用することによってこの元本割れのリスクを小さくすることが可能です。
たとえば、2008年のリーマンショック時には株価は大きく値を下げましたが、約7年後の2015年にはリーマンショック時前の株価まで回復している実績がわかるはず。
投資した商品が値を下げても、慌てて売らず、売り時を見極めることが必要です。
投資で貯蓄するための「資金運用方法」とは?
投資での資金運用方法は毎月の積み立てでコツコツ行うのが原則。
「ドルコスト平均法」という言葉を聞いたことがあるかと思いますが、この「ドルコスト平均法」を簡単に説明すると、毎月の同じ金額で積み立てた場合、商品の価格が安い時には多く、価格が高いときには少なく買い付けるため、結果的には平均購入価格を抑えることができます。
投資は「安値で買い、高値で売る」が理想ですが、これは投資のプロでも難しいことなので、積立投資でリスクを抑えて運用すべき。
一度に大きなお金を投資して運用するのも時間を味方につけて資金を増やすひとつの方法ですが、値動きが気になってしまう場合には精神衛生上よくありませんので、まずは積み立てでの資金運用からはじめるのがおすすめ。
この2つを理解して「老後資金を貯蓄する資金運用」をはじめていきましょう。
老後資金運用方法おすすめ3選!
それでは投資の初心者でもはじめやすい「老後資金の運用方法のおすすめ」をご紹介。
節税メリットが大きい「確定拠出年金」
「確定拠出年金」には「企業型確定拠出年金(DC制度)」と「個人型確定拠出年金(iDeCo)」の2種類があります。
これらの「確定拠出年金」のデメリットは原則60歳まで現金化できないということですが、確定拠出年金を利用する一番のメリットは「節税のメリット」。
これらの税制メリットがある制度には「税金の対象にならない制度」と「利益(運用益)に税金がかからない制度」の2つがあります。
- 税金の対象にならない制度: 「ふるさと納税や個人年金保険」などに適用されている掛金が控除対象になる制度のこと。
- 利益(運用益)に税金がかからない制度: 「NISAや財形貯蓄」などに適用されている得られた利益に対して非課税になる制度のこと。
「確定拠出年金」はこれらの両方を備えた商品で、掛金が控除対象になるので所得税、住民税、社会保険料の削減効果があり、さらに発生した利益(運用益)には税金がかかりません。
例えば、月々20、000円を15年間積み立てると、所得税、住民税、初回保険料の削減効果は約97万円。
さらに利益(運用益)には税金がかかりませんので、「確定拠出年金」で老後のお金を貯蓄しない手はないですよね。
まずは「個人型確定拠出年金(iDeCo)」で資金の運用を始めましょう。
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こつこつ増やそう「つみたてNISA」
「つみたてNISA」の商品は長期運用に適して商品に限定されていますので、投資が初めてという人でも商品を選びやすいということが特徴。
この「つみたてNISA」の最大のメリットは、購入した商品の運用益が20年間も非課税になるということ。
たとえば10万円の利益を得られた場合、通常の証券口座であれば利益に20.315%の税金がかかり、手取りは7万9685円ですが、「つみたてNISA」の場合は10万円の利益をそのまま受け取れます。
1年間の非課税投資枠は40万円と少額ですが、非課税投資期間が20年と長く、合計の非課税投資額は、40万円 × 20年間 = 800万円。
また、「つみたてNISA」はいつでも売却すことができることもメリットのひとつ。
「つみたてNISA」は「個人型確定拠出年金(iDeCo)」と併用できますので、目的・用途にあわせて「つみたてNISA」を活用しましょう。
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余裕資産で運用しよう「積立投資信託」
「もう少しお金を捻出できそうだな」と思ったあなたに強くオススメするのが、「積立投資信託」。
「積立投資信託」は投資する商品や運用の手法などは投資のプロの「ファンドマネージャー」が行ってくれますので、資産運用の初心者でもすぐに始めやすいというのが特徴。
また、積立投資信託は「運用利回りが良い」「相場に一喜一憂せずに安心して運用できる」ということが大きなメリット。
「運用利回りが良い」ということは毎月少額でも積立投資信託で長い期間運用していけば、お金が増えやすいということ。
たとえば、老後の資金を貯蓄するために1万円のお金を捻出し、運用利回りが5%だった場合で毎月1万円を20年間運用すると、最終積立金額は約410万円となり、投資元本の「240万円 = 1万円 × 12ヶ月 × 20年」に対し、約170万円の利益となります(手数料、信託報酬、税金等を考慮しない場合)。
これが運用期間15年になってしまうと、同条件で最終積立金額が約260万円、投資元本の180万円に対し、約80万円の利益となりますので、「少額でも早く始める・運用期間を長くする」ことが基本。
また、「相場に一喜一憂せずに安心して運用できる」ということはすごく大事。なぜなら本業に専念できるから。
相場・値動きがいつも心配で気になってしまうと、眠れない夜や仕事が手につかなくなり、メンタル的にかなり辛くなりますので、「安心して運用できる」ということは本業に専念するための重要な項目の一つ。
本業に専念できれば本業での収入も上がり、その分を老後の貯蓄に回すことができますよね。
「少額のお金を積み立てて資産運用し、老後資金を補いたい」という人には、「積立投資信託」が一番のおすすめ。
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まとめ
「老後資金を貯蓄したいけど、どんな方法で貯蓄するのがいいんだろう?」「老後のために資金を運用してみたいけど、投資って聞くと不安があるし、はじめるとしてもなにを選べばいいんだろう?」と悩んでいたり、どうすれば良いのかわからないことがあるかもしれません。
だからといって、老後のお金について悩んでいるだけでは何も変わりませんし、行動することを後回しにしては絶対に「ダメ」。
「あなた」は、あなたが必要とする「あなた自身の老後の資金」について、「いますぐ」目標を設定し、計画・行動しなければなりません。
なぜなら、あなた自身と大切な家族の人生を幸せに導くことができるのは「あなただけ」なのだから。
また、素敵な老後を過ごすために、心も体もしっかりとケアしていきましょうね。
そして”いまこの瞬間”を大事に生きていきましょう!
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