サラリーマンに限らず、老後の貯金や蓄えについては少なからず不安を持っているはずです。
その老後のための貯金や蓄えは、いつから始めるべきでしょうか?
もしかして、定年まで時間があるからまだ大丈夫、なんとなくまだ大丈夫、と根拠なく思っていませんか?
だとしたら、ハッキリ言って甘いです。いますぐ老後の貯金・蓄えを始めるべきなのです!
お金は時間を味方につけて貯金・蓄えていく必要があります。
時間を味方につけるということはすごいメリットがあります!なぜ時間を味方につける必要があるのか、その理由お教えしましょう。
お金を貯めるための大前提
まず、お金というものは黙っていても貯まるものではありません。
もちろん理解されていると思っていますが、黙っていてもお金が貯まるのであれば、だれも苦労しません。
自分が何か購入したい、どこか旅行へ行ってみたい、と思ったときに、いくら貯めよう、何ヶ月で貯めよう、と考え、必ず目標および計画を立てるはずです。
ですので、まずは計画・目標に基づき、強制的にお金を貯める・蓄える仕組みづくりを整えなければお金は貯まりません。
ちなみに、毎月の余ったお金を貯金していこう、と思っているのであれば、この先ずっと期待している金額を貯めることはできないです。
なぜなら目標が設定できておらず計画的ではないため、お金は貯まるはずがありません。
お金を貯めたいのであれば、目標に向かって毎月貯金をし、残りのお金で生活する習慣を身につけることが、絶対に必要です。
もし、老後のための貯金・蓄えのためにいくら積み立てて良いのか悩んでいる場合、まずは少額でも良いので積み立てを開始すべきです!
そして、積立額を差し引いた生活費で生活することを、今すぐ習慣づけましょう!
少しでもお金が貯まってくると自分にも自信がついてきますし、やはり精神的にも楽になってきます。
老後の貯金・蓄えはいくら必要?
老後に必要な貯金・蓄えは、65歳から90歳までの生活を考慮すると、約3,000万円必要と算定されています。(この場合は夫婦二人世帯で夫が会社員、妻が専業主婦でのケーススタディー。年金支給額は23万円を想定。)
ただし、ライフプラン・ステージによって必要なお金・蓄えは異なるため、一度ご自分で確認することをお勧めします。
前述しましたが、目標が設定できないと、その金額を貯められません。
ぜひとも確認してみてください。
その際に、夫は60歳から65歳までも働く、妻は子供が大きくなったのでパートや仕事を始める、という”収入を増やす”選択肢も考慮してみてください。不安がかなり解消されるはずです。
いますぐ老後の貯金・蓄えを始めるべき第一の理由
それは時間を味方につけることができるからです。時間を味方につけるということはすごいメリットなのです!
毎月の積立額を少なくできる
例えば、貯金・蓄えの目標を”60歳までに1,000万円”とした場合、40歳から始めると”毎月4.2万円”、45歳から始めると”毎月5.6万円”、50歳から始めると”毎月8.3万円”の積立てが必要となります。
これは言うまでもなく、いますぐ開始!ということです。
いますぐ始めなければ、積立額的にも、精神的にも必ず辛くなります。これは絶対に避けるべきです。本当に辛いです。
開始が遅くなればなるほど、どんどん辛い状況になり、他の選択肢も減少します。いますぐ目標値を設定し、貯金・蓄えの準備を即開始してください!
複利の効果を得られる
時間を味方につけられるということは、複利効果の恩恵を享受できるということです。
現在は低金利時代となっており、昔のように貯金が10年で2倍に増える、というようなことはありません。が、少しでも金利の高い金融機関にお金を預けて複利効果の恩恵を得るべきです。
また、サラリーマンの方は会社に福利厚生の1つとして”社内預金制度”があるか必ず確認しましょう。
社内預金の金利は一般の金融機関にくらべ、有利となっている可能性が非常に高いはずです。
このような社内預金制度がある場合には、必ず社内預金を利用し、お金を貯めましょう。
これはサラリーマンの権利として絶対使うべきです。
まとめ
40代に限らず、老後のライフプランをいまから計画することはとても重要です。
これはすぐにでも真剣に向き合わなければいけない案件です。
ただ、時間を味方につけることはまだまだ可能です!
だからこそ、いますぐ貯金・蓄えを始めましょう!
また、貯金・蓄えの目標値を設定することにより、漠然な不安を無くすことができます!
貯金・蓄えが知らず、知らずのうちにできてきます!
ですが、これら以上に大事だと思うことは… フィジカルもメンタルも健康第一!ということです。元気だったら60歳以降も働いてお金を稼げますし、医療費もそんなにかかりませんからね(笑)。”心・技・体”は非常に重要と思ってます!
まずは”この瞬間”を楽しく、一生懸命生きることが、素敵な人生と考えてます!
参考: 老後資金はいつから貯める?40代からの老後資金の貯め方とは?