「老後資金をもっと増やしたいときはどうするのがいいの?」「投資で資産を運用したいけど、老後資金の貯蓄を増やすためにはどんな方法があるの?」

老後の生活を考えると、老後の資金は少しでも多く蓄えたいと思っている人は多いはず。

 

退職金や年金は受給できるはずですが、介護の心配やもしものことを考えるとやはりお金は多くあった方が、不安は減りますよね。

現在銀行の金利はほぼゼロで、普通に貯めていたのでは貯蓄は増えないため、資産に余裕があれば投資で資産運用することも老後資金を増やす方法のひとつ

 

そこで今回は投資での資産運用で老後資金の増やす方法について、お話ししたいと思います。

 

老後資金を増やしたいときはどうする?

 

老後の資金を増やしたいと考えたときに、どのような方法があると思いますか?

「毎月貯金してお金を増やしていくのが基本でしょ?」と思っているあなた、それは正解です。

 

まずは、着実に貯金をして老後の資金を蓄えましょう。

でも現在の銀行の金利はほぼゼロで、このままの金利では長い間預けていても受け取れる利息はほんのわずか

 

そこで、投資で資産を運用する方法も老後の資金を増やす方法のひとつです。

それでは初心者でも始めやすい「投資」にはどのような制度があるのでしょうか?

投資での資産運用で老後資金を増やす方法とは?

 

投資での資産運用で老後資金を増やす方法をお話しする前に、「投資」を行うにあたって最初にお伝えしておきたいのが、投資での資産運用にはリスクが伴う=元本保証ではないということ。

しかし、投資は長い期間で運用することによってこのリスクを小さくすることが可能です。

 

たとえば、2009年のリーマンショックの時には日経平均株価が大きく値を下げましたが、2015年にはリーマンショック時前の日経平均株価を回復している実績がわかるはず。

投資した商品が値を下げても、慌てて売らず、売り時を見極めることにより元本割れのリスクを小さくすることができます。

 

また、投資での資産運用は積立投資で行うのが原則

「ドルコスト平均法」という言葉を聞いたことがあると思いますが、この「ドルコスト平均法」を簡単に説明すると、毎月の同じ金額で積み立てた場合、商品の価格が安い時には多く、価格が高いときには少なく買い付けるため、結果的には平均購入価格を抑えることができます。

 

投資は「安値で買い、高値で売る」が理想ですが、これは投資のプロでも難しいことなので、積立投資でリスクを抑えて運用すべきです。

 

最後に、投資での資産運用は余裕資金で行うのが鉄則

なぜなら投資には少なからずリスクが伴うから。

 

たとえば、保有している資産をすべて投資で運用した場合、もしも大きく値を下げてしまったら老後の資産を増やしたいのに本末転倒です。

必要なお金は必ず確保して、余裕資産で投資を行いましょう。

投資の初心者のための「つみたてNISA」

「つみたてNISA」の商品は長期運用に適して商品に限定されていますので、投資が初めてという人でも商品が選びやすいということが特徴です。

この「つみたてNISA」の最大のメリットは、購入した商品の運用益がすべて非課税になるということ。

 

たとえば10万円の利益を得られた場合、通常の証券口座であれば利益に20.315%の税金がかかり、手取りは7万9685円ですが、「つみたてNISA」の場合は10万円の利益をそのまま受け取れます。

1年間の非課税投資枠は40万円と少額ですが、非課税投資期間が20年と長く、合計の非課税投資額は、40万円 × 20年間 = 800万円

 

投資での資産運用を始めたいという初心者の人は「つみたてNISA」から始めてみましょう。

商品が多彩な「NISA」

「NISA」も「つみたてNISA」と同じく、購入した商品の運用益がすべて非課税ですが、「NISA]の場合、1年間の非課税投資枠は120万円、非課税投資期間は5年で、合計の非課税投資額は120万円 × 5年間 = 600万円

「つみたてNISA」の非課税投資額合計800万円に対し、「NISA」は600万円と合計の非課税投資額は200万円少ないですが、年間の非課税投資枠が大きいのが特徴。

 

また、「NISA」では「つみたてNISA」で購入できなかった株式やREIT(不動産投資信託)の商品を購入できるため、多くの商品から自分にあった商品を選ぶことが可能です。

株式やREITの商品も購入し資産運用したいという人は「NISA」を始めてみましょう。

高利回りで運用「積立投資信託」

「老後資金を増やしたい」というあなたに強くお勧めするのが、積立投資信託

積立投資信託のメリットは「運用利回りが良い」「相場に一喜一憂せずに安心して投資できる」ということ。

 

「運用利回りが良い」ということは毎月少額でも積立投資信託で長い期間運用していけば、お金を増やしやすいということです。

たとえば、老後の資金を増やすために1万円のお金を捻出し、運用利回りが5%だった場合で毎月1万円を20年間運用すると、最終積立金額は約410万円となり、投資元本の240万円(= 1万円 × 12ヶ月 × 20年)に対し、約170万円の利益となります(手数料、信託報酬、税金等を考慮しない場合)。

 

これが運用期間15年になってしまうと、同条件で最終積立金額が約260万円、投資元本の180万円に対し、約80万円の利益となりますので、投資での資産運用は「少額でも早く始める・運用期間を長くする」ことが基本です。

また、「相場に一喜一憂せずに安心して投資できる」ということはすごく大事。なぜなら本業に専念できるから。

 

相場・値動きがいつも心配で気になってしまうと、眠れない夜や仕事が手につかなくなり、メンタル的にかなり辛くなりますので、「安心して投資できる」ということは本業に専念するための重要な項目の一つ。

また、本業に専念できれば本業での収入も上がりやすくなり、その分を老後の蓄えに回すことができます。

 

「老後資金を増やしたい」という人は、まずは少額からでもいますぐ積立投資信託を開始してください。

まとめ

 

「老後の資金を増やしたい」と思っていても、どうすればよいのかわからないことが数多くあるかもしれません。

だからといって、何も調べずに考えること・行動することを後回しにしては「ダメ」

 

いますぐ自分自身であなたにあったお金の増やし方を考え、計画・実行することが大事です。

なぜなら、自分の人生を幸せに導くことができるのは「あなただけ」だから。

 

また、素敵な老後を過ごすために、心も体もしっかりとケアしていきましょうね。

”いまこの瞬間”を大事に生きていきましょう!

 

参考: 40代から始める老後の準備!老後資金の貯め方おすすめ5選!

 


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